「金だけにしようと思って、自分で分解してみたんです。こんな状態でも買い取ってもらえますよね?」
今回、徳島市北矢三町からご来店くださったお客様がお持ちになったのは、少し珍しい状態のお品物でした。
元々は「750・ITALY」の刻印が確認できるブローチでしたが、お客様ご自身で分解された状態でのお持ち込みです。
もちろん、壊れたり分解されたりした金製品でも査定することは可能です。
ただし今回のようなケースでは、ひとつ重要なポイントがあります。
それは、K18や750の刻印が入っていた製品だからといって、分離されたすべての部品を一律にK18として評価できるとは限らないということです。
今回はその点についてお客様にもご説明し、各部分を確認したうえで査定。内容にご納得いただき、お買取させていただきました。
「750・ITALY」の刻印は何を意味する?
海外製のジュエリーでは、日本で一般的な「K18」とは異なる表記が使われていることがあります。
その代表的なもののひとつが「750」です。
金の純度を1000分率で表したもので、750は金の含有率75%を示します。これは日本でいうK18(18金)に相当します。
また「ITALY」は、その名の通りイタリア製であることを示す表記として、イタリアンジュエリーなどで見かけることがあります。
今回のお品物にも「750・ITALY」の刻印が確認できました。
「K18と書いていないから金ではないのかな?」
と判断してしまわず、750などの刻印があるアクセサリーも一度査定に出してみることをおすすめします。
分解したK18製品は全部「18金」として売れる?
ここが今回の査定で、お客様へ特に丁寧にご説明した部分です。
元々ひとつのブローチだったものでも、複数の部品から構成されている場合があります。
製品の一部に「750」や「K18」と刻印されているからといって、取り外した部品すべてに同じ刻印が入っているとは限りません。
今回も、刻印を確認できる部分と、刻印のない状態で分離されていた部分がありました。
刻印のない部品について、外観だけから「元々K18製品の一部だったので、これもK18でしょう」と推定して18金としてお買取することはできません。
そこで、それぞれのお品物を確認し、お客様にも査定内容をご説明しました。
分離されていた一部については、確認した結果、K18として評価できる基準には至らなかったため、その部分については18金としての査定額をお付けしていません。
こうした点も含めてお客様にご説明し、ご納得いただいたうえでのお買取となりました。
壊れた金製品は「直さなくても」査定できます
今回のお客様は、
「金だけにしようと思って自分で分解した」
とのことでした。
実は、金やプラチナなどの貴金属を売却するために、お客様ご自身で無理に分解していただく必要はありません。
例えば、
- 壊れたブローチ
- 切れたネックレス
- 石が取れたリング
- 片方だけのピアス・イヤリング
- 留め具が壊れたブレスレット
といった状態でも、そのまま査定へお持ちいただけます。
反対に、ご自身で分解してしまうことで、今回のように「どの部品がどの素材なのか」を改めて確認する必要が生じる場合もあります。
壊れていても、古くても、変形していても構いません。
「売るなら金の部分だけにしたほうがいいのかな?」と迷われた場合は、手を加えずそのままお持ちいただくほうが分かりやすいケースもあります。
刻印だけで決めつけないことも貴金属査定では大切です
金製品の査定では「K18」「750」「K24」などの刻印は大切な確認材料のひとつです。
しかし、査定する側が刻印だけを見て判断すればよいというものでもありません。
特に今回のように分解されているお品物では、刻印がどの部分に対して示されたものなのかも含めて確認する必要があります。
銀座屋 徳島藍住店では、お持ちいただいたお品物の状態を確認し、必要に応じて確認結果についてもお客様へご説明したうえで査定しています。
「なぜこの金額になるのか分からない」という査定ではなく、お客様に内容をご理解いただいたうえでお売りいただくことも、地域の買取店として大切にしていることのひとつです。
徳島でK18・750・壊れた金製品の買取なら銀座屋 徳島藍住店へ
今回は、徳島市北矢三町のお客様より「750・ITALY」刻印のあるK18ブローチのスクラップをお買取させていただきました。
「壊れているから売れない」
「バラバラにしてしまった」
「K18ではなく750と書いてある」
「刻印が見つからないけれど金色をしている」
そのようなお品物でも、まずは一度ご相談ください。
金・プラチナをはじめとする貴金属は、アクセサリーとして使用できない状態でも査定できる場合があります。
銀座屋 徳島藍住店では、藍住町をはじめ、徳島市、北島町、板野町、松茂町、上板町、鳴門市などからも貴金属の査定・買取でご来店いただいております。
ご自宅に眠っている古いアクセサリーや、壊れて使えなくなった金製品がありましたら、無理に分解したり処分したりする前に、そのままお持ちください。
2026年10月05日(月)